« ショーゴり、ポタり、味スタり | トップページ | 三浦半島と紅葉の鎌倉オフ »

2005.11.27

ボサノバおススメの1枚

bossacarioca

よく「ボサノバ聞きたいんだけど、お勧めのアルバムある?」と聞かれるので、とりあえずこれを聞いとけ!の1枚をご紹介します。

小野リサの「Bossa Carioca」(1998)(→iTMS

最近のリサさんの路線はあまり歓迎できないけれど、紛れもなく日本のボッサの第1人者でしょう。
このアルバムは、ボサノバのスタンダード集です。
その中でも特にお勧めな曲についてコメントしましょう。ただし、コメントといっても、評論家のようにはかけないので、「私流」にご紹介。詳しい方、解説が間違ってたら教えてください。歌詞カード紛失中なもんで。
それとアクセント記号は省略させてもらってます。

1 SO DANCO SAMBA
♪サンバでしか踊らないの。昔はカリプソやチャ・チャ・チャも踊ったけど、という歌詞。コーラスの掛け合いが楽しい、かわいらしい小曲です。

2 SAMBA DO SOHO(ソーホーのサンバ)
ボサノバの名曲を数々生み出した、A.C.Jobimの息子、パウロの曲。これもかなり好きな曲で、踊りだしたくなっちゃいます。歌詞の内容は、NYのソーホーを歩いていると故郷(ブラジルね)を思い出す、という感じで、なぜか最後のほうで、「映画館で君とキスをするのは最高」となり、全体を通すとあんまり意味がありません。

3 CHEGA DE SAUDADE(邦題:想いあふれて)
ボサノバの始まりの曲であり、ボサノバのエッセンスがぎゅぎゅっと凝縮された曲。
ジョアン・ジルベルトのメジャーデビューシングルであり(1958年)、この曲が大ヒットし、ブラジルでボサノバブームになり、アメリカに持ち込まれ全世界に広がったそうです。
ボサノバで一番有名な曲は、「イパネマの娘」だと思うんですが、ボッサファンにとってこの曲はちょっと特別な1曲だったりします。でもそんなことは気にせず聞いてみて欲しい。たぶん聞いたことあるはずです。

ちなみに歌詞は、ただ別れた彼女に「戻ってきてくれ」と願う、ストレートで甘い甘いラブソング。
その歌詞とは正反対な、小野リサのクールなヴォーカルがいいですね。
ちなみにジャズでは「NO MORE BLUES」として演奏されてます。

4 SAMBA DO CARIOCA(カリオカのサンバ)

カルロス・リラの曲。彼もかなり良い曲を書くんですが、本人の歌は声が甘すぎて私はちょっと苦手。
これもノリの良い曲で、またコーラスが素晴らしい。カリオカとは「リオっ子」という意味で、江戸っ子みたいな感じ。
ラモスの愛称でもあったりしますよね。途中の転調がシャレてますね。

5 CORCOVADO(コルコバード)

これもジョビンのかなり有名なナンバー。コルコバードは、リオ・デ・ジャネイロにある、丘の名前。丘の上には、キリスト像があります。♪キリスト像が窓から見える。部屋の中にはあなたと私、なんて幸せ!というボサノバとしては珍しいハッピーな歌詞。但し曲調はそうでもないのが不思議。
これもかなりジャズで演奏されてます。英語だと、「Quiet Nights of Quiet Stars」。ちょっとタイトル意訳すぎ。

8 SAMBA DE VERAO(夏のサンバ)

英語だと「サマーサンバ」。マルコス・バーリの曲。ワルダーワンダレイのオルガンのバージョンが有名で、よくスーパーとかでインストでかかっていると思います。絶対みんな知っている曲。これも歌詞はあんまり意味ない感じなんだよなぁ。
リサさんのアレンジではイントロのコーラスからかなりオシャレに仕上がっていて、夏に海を見ながら、フローズン・ダイキリを飲みつつ聞いてみたくなります。おいしいアイスティーでも可。

9 ELA E CARIOCA(彼女はカリオカ)

ジョビンのミディアムナンバー。とても美しい曲です。歌詞は、美しいリオの女性に僕はもう夢中。ネコまっしぐらです。(意味不明)

10 O BARQUINHO(小舟)

「男と女」からインスパイアされて出来た曲らしい。夏に小舟に乗って海に漕ぎ出す、といった内容。
これも結構インストで流れてないかな?

12 PALPITE INFELIZ(不幸の予感)

これはかなり古い曲。ノエル・ホーザという作曲家のサンバです。でも、さすがリサさんのアルバムではこれもオシャレなアレンジですね。歌詞は意味不明です。酔っ払ってるみたい。

|

« ショーゴり、ポタり、味スタり | トップページ | 三浦半島と紅葉の鎌倉オフ »

コメント

早速、amazonで注文。早く届かないかなぁ。小野リサさんってときどき耳にするけどCD持ってなかったです。自分の周りにジャズ・ボサノバ好きが少ないのでこういう紹介はすんごく嬉しいです(^_^)v

投稿: ショーゴ | 2005.11.27 22:27

ショーゴくん:

結構気合を入れて書いた記事だったので、反応してくれてうれしいです。
ぜひ聞いて、感想を聞かせてくださいね。

私の周りにもあんまりジャズファンはいません。ボサノバのレッスン関係の方々はボサノバについてはかなりディープですが。

投稿: ussy | 2005.11.27 22:57

カミサンが小野リサのファンなので、結構耳にしているかも。
このアルバムを持っているかは不明です。

投稿: Gibson | 2005.11.28 09:59

こんばんわ~。
ネットで試聴してみました。
やっぱいいですね~小野リサさん。
買っちゃおうかな~?
普段いろんなアレンジ・いろんなアーティストで聞いてしまっているけれど、
このアルバムのスタンダードさというか素直なとこが、とても心地良いですね☆:

時に、O BARQUINHO(小舟)が「男と女」からインスパイアされて出来た曲だとは知りませんでした。
最近ずっと男と女のサントラを聞いていたので、ちょっと感動♪

話は変わりますけど、東京事変の修羅場。
いいですね☆

投稿: rose | 2005.11.28 18:12

Gibsonさん:

>小野リサのファン
そうですか~。(^^)
いつの時代のファンでしょうか?
もし奥様がこのCDを持っていたらぜひ聞いてみてくださいね。


roseさん:

このアルバムはアレンジがシンプルなところが好きなんですよ。
”O BARQUINHO”の話は、以前何かで読んだだけなんですが、成程って感じじゃないですか?

修羅場もいいですよね。ギターのカッティングとか最高です。

投稿: ussy | 2005.11.28 23:12

何故かワシのiPodにそのアルバムが入っている。
いつ入れたかは記憶がないのだけど、酔っぱらってCD借りてきた時に入れたのかも。

投稿: ソッシー | 2005.11.30 08:58

ソッシーさん:

iPodの中で忘れられてたアルバム・・・お気に召さなかったのかな?
もし良ければ、もう1回聞いてみてください。

投稿: ussy | 2005.11.30 12:26

CD来ました~。
ボサノバって好きだけどこれまでCD買うところまでは行ってなくて、実はこれが1枚目。
これまでぼんやりBGMとしてボサノバを聴いているときは心地の良い(耳ざわりの良い)音楽だなぁ~、って印象止まりだったのですが、このアルバムをじっくり聴いていると印象がちょっと変わりました。なんていうか軽快さの裏に、骨太さっていうか、芯のようなものを感じるというか。
何度か聴いたけど毎回ちょっとした発見があって面白いです。しばらくヘビーローテーションになりそう(^_^)v

投稿: ショーゴ | 2005.12.01 22:56

記事を読んで「そういや小野リサってCD持ってたなぁ」とゴソゴソ。
NANAってやつでした。
ご紹介の曲とは違うけど、iPodに入れて昨日から廻り始めました。
iTMSでポチっていっちゃおうかな。

投稿: ふぉあぁ | 2005.12.02 06:11

ショーゴくん:

>骨太
そうそう!そう感じてもらえるとうれしいです。
心地よくてオシャレな音楽っていうのが、ボサノバに対する一般的な評価なんですが、実はかなり骨太です。
ジャズと同じように、アフリカのビートがルーツですから。
(SAMBA DO SOHOの歌詞にもありましたけど)

ヘビーローテーションして、ジャズのビートに酔うように、ボッサのリズムも感じてください。
ほかにもおススメのアルバムを選んでおきます。


ふぉあぁさん:

NANAは2枚目のアルバムですね。この頃ってオリジナル曲が多かった気がしますが、このアルバムも結構良かったと思います。

お嫌いでなければ、Bossa CariocaもiTMSでポチっと・・・
(回し者ではありませんよ)

投稿: ussy | 2005.12.02 06:57

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ボサノバおススメの1枚:

» ジジ・ポッシ 跳躍のひと [マクシミリアンの日記]
正直言ってブラジル音楽の世界ってよくわからないところがあります。中原仁さん編著のブラジリアンミュージック(90年代編)読むと、このジジ・ポッシという人は、56年生まれで来年50歳、70年代から(10代のころから)ステージに立っていた人ということになっていたものの、....... [続きを読む]

受信: 2005.12.31 15:20

« ショーゴり、ポタり、味スタり | トップページ | 三浦半島と紅葉の鎌倉オフ »